X68000Z 2023年7月のアップデート後動かなくなっていたttymidiが解決。
いつも重要な情報を公開してくれている方からttymidiの動かし方を教えていただきました!
本当に感謝です! ありがとうございます!!
毎回毎回助けられています….。今回も助けてもらいましたにゃー!
ZCLUB EAK 1.3.1 に伴う RS-MIDI の対応 (補足)
ttymidiの他にも重要情報を提供してくださってます。
要チェック!! だタイガ
X68000ZでMIDI
X68000時代のハード音源はどんなのがあったの?
気になって調べるとX68000当時よく使われていたハード音源ってRolandのMT-32っていう機種なんだね。
ハード音源に特化したサイトさん見つけました。そこの年表をみると、1987年にMT-32が発売されてるにゃ。X68000の発売日は1987年3月。MIDI音源ボードがいつ発売なのか調べられなかったけど同年代にゃね。
SC-88Proってよく聞くけど、その前身ぽいSC-55は1991年なんだねー。少しあとね。
このへんの時代はパソコンもものすごい勢いで進化してたみだいだけど、音源もそうみたいにゃね。MIDIの繋げる規格はMIDIの規格なんだけど、音源の規格はまた別。音源の規格も移り変わってるにゃ。
音源の規格が変わって行ってるってことは….、規格が変わる前に作った曲は、規格が変わったあとのもので再生するとちゃんと再生されない??
だにゃ。MT-32はLA音源というものにゃ。その後ピアノだのギターだのベースだのの音の配置や音の数を決めましょう。みたいな世界標準のGM規格が1991年に出来たにゃ。
さらにローランドがGM規格上位互換としてのGS規格を作る(※GSはGMの前からあるという話も)。SC-55がGS規格の機種みたいにゃね。その後YAMAHAがGM規格上位互換としてXG規格を…と。
LA音源とGS規格の音源が一緒になっている機種はないの?
Roland CM-500がそうかにゃ。SC-55モードとMT-32の後継機種CM-64モードの切替ができるけど、CM-64で作った曲だとLA音源再生時にPCM(録音部分)はSC-55相当が使用されるってことで正確にはやっぱまちまちにゃね。
結局つくった機種で作ったデータを再生しないとキチンとした音でなそうね….。
これからラズパイをttymidiを仲介役にしてハード音源でMIDIを再生してあそぶけど、お話のように再生するMIDIデータもなにで作ったかにもよるしで、全てを踏まえた上ポジティブに楽しんでいこうにゃ!
ハード音源でMIDI再生の場合の接続イメージ図
ハード音源で再生する場合は
ラズパイとハード音源はどう繋げるのかしら。
ハード音源へMIDIメッセージを送るためにはUSBMIDIインターフェイスが必要にゃ。話かわるけど、ぴぽこさんはドラムマニアってしってる?
昔のゲームセンターであった曲にあわせてドラムをたたくゲームよね。
それのプレイステーション2版があって、PS2版は電子ドラムとUSBMIDIインターフェイスで繋げて電子ドラムで遊べたんにゃ。ただ、特定のメーカーのケーブルじゃないと認識しなかったんにゃ。
へー。いろいろ難しいのね。ラズパイとハード音源もそういうのあるのかな。
YAHAMA UX16と、Roland UM-ONEと、amazonの激安ケーブルを繋いでしらべてみたんにゃけど、結果はどれも認識したにゃよ。今回のお話ではamazonのやすい方を使ってるから安心してにゃ。
番長がamazonで購入したケーブル
ラズパイとハード音源の仲介役。ttymifiをインストール。
UARTからの情報をUSBMIDIインターフェイスに流してくれる
ttymidiをインストールするにゃ。
ttymidiのREADMEを翻訳してみるとALSA ライブラリというもののインストールが必要みたいね。READMEからと、いろいろなサイトさんのインストール情報方法をまとめました。
- ターミナルから sudo apt-get install libasound2-dev を実行 ※ALSA ライブラリのインストール
- ターミナルから wget http://www.varal.org/ttymidi/ttymidi.tar.gz を実行 ※ttymidiのダウンロード
- ターミナルから tar -zxvf ttymidi.tar.gz を実行 ※解凍
- ファイルマネージャーから「Makefile」を少し修正
- ターミナルから cd ttymidi を実行 ※作業場所の移動
- ターミナルから make を実行 ※コンパイル(実行可能形式に変換)をする
- ターミナルから sudo make install を実行 ※MakeFileに従ってインストールをする
もう少しにゃ!がんばろー!! 1行づつコピペして実行にゃ!
sudo apt-get install libasound2-dev
wget http://www.varal.org/ttymidi/ttymidi.tar.gz
tar -zxvf ttymidi.tar.gz
OK-! つぎは普通のファイルマネージャーから homeフォルダの中のpi(ユーザー名)の中の ttymidiの中にある 「Makefile」をTextEditorでひらいて!
オレンジ色部分に、-lpthread を追加して上書きにゃ!
-lpthread
オレンジ色部分に、-lpthread を追加して上書きにゃ!
この記入ないとうまくインストールできなかったにゃ。
-lpthread は、リンカにリンクするライブラリを伝えるためのオプションです。説明見てもなおさっぱりわからない様子。
ふたたびターミナルに戻ってとどめにゃ!
cd ttymidi
make
sudo make install
なんか出てるけど見えない見えない
おわったあああ!!!!
お疲れ様にゃ! さてMIDIを再生するにゃよー!
さあMIDIの再生だー!
ラズパイとX68000Zの物理的な状態を確認
MIDIケーブルのOUTをハード音源のIN (ものによってはIN-INの場合もあるらしいです) 接続の確認したら、ラズパイを念のため再起動してね。X68000ZにはMIDI用のフロッピーをドライブ0に、MIDIのデータフロッピー2をドライブ1にセット。X68000Zは起動しといていいかな。
USBMIDIインターフェイスttymidiを接続
ではスタートにゃ。次のコマンドでttymidiがスタート。
ttymidi -s /dev/ttyAMA0 -b 38400 &
aconnect -o で、MIDI OUT接続のいちらんがでます。
aconnect -o
aconnect 128:0 20:0
ここの数字は環境で変わるにゃ。
aconnect 128:0 20:0
緑=ttymidi オレンジ=USB
おっけー!
MIDIの演奏開始!
これで接続完了! X68000ZでMIDIを再生しましょーー!
MIDI再生専用フロッピーを作成 (MIDIハード音源用)で作ったFDを使って
自動起動でMMDSPが立ち上がってたら、
テンキー「6」で2枚めのSDフロッピー読み込みます!
おつかれにゃ!! ラズパイコマンド毎回打つの? めんどくさくない?とお思いのあなた。番長と同じ感性です。
でもUSBとかいろんなことで番号かわっちゃうんでしょ?
結局毎回調べる…?
このめんどくさい罠のために、起動時に発動させるプログラムを組まねばなりません。それは後日お話するにゃ!
次回は先にラズパイをMIDI音源に変身させるmt32-piのお話です!
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ラズパイを常にX68000ZのおともにしてネットやMIDIを楽しむ。これが最終目標だタイガ
X68000ZでRasNet (wikipedia/2chSC閲覧)
X68000ZでMIDIハード音源再生
X68000ZでラズパイMIDI音源
X68000ZでRasNet (wikipedia/2chSC閲覧)
X68000ZでMIDIハード音源再生
X68000ZでラズパイMIDI音源
ラズパイ電源ONで使用可能状態に。
スイッチでネットとMIDI切替。ちびモニターで状態確認。
電子工作まで手掛けるにゃよ!! お楽しみに!!
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ラズパイのターミナルウインドウを見てると、0xf0 Unknown MIDI cmd 000 000 000 とか出ます。
MIDIメッセージの f0 システムエクスクルーシヴメッセージ のことかなあ? と思いつつ 詳しそうで全然くわしくない番長は、いろいろヘンだけど聴けなくもないし ま、いいかと思うのでありました。
- X68000Z UARTでなにができるの?
- X68000Zを動かしてみよう! X-Basic準備
- どのラズパイを選べばいいかな?
- ラズパイUART設定とケーブル接続
- ラズパイとのUART接続確認テスト
- MIDI再生専用FDを作成(mt32pi)
- MIDI再生専用FDを作成(ttymidi)
- mt32-piでラズパイをMIDI音源にする
- MIDIハード音源を試す
- DACとちびモニターを用意する
- X68uartRasModuleの製作 準備編
- X68uartRasModuleの製作 組立編
- アップデートとHDDの設定
- SX-Window HDDにインスト
- SX-Window MIDI演奏設定
- SX-Window MIDIハード音源設定
- プログラミング編 X-Basicになれてみる
- プログラミング編 Pythonに少し慣れてみる
- プログラミング編 UARTでX68kZからラズパイを操作!
- シェルスクリプトSW分岐とLチカ
- ちびモニタとLEDを制御する!
- ttymidiのUSBの関連付け自動
- Python実行形式にするPyInstaller
- Winkipedia/2chSC閲覧 X68k RasNet
- X68000Zの基本操作などのまとめ
- 番外編はTOPから!