ハード的な接続
お買い上げありがとうだパンだ
購入後のセットアップをしていくにゃよ!
ラズパイに接続
金属ケースなんかな場合はハンダ部分がケースに接触しないように気をつけてくださいにゃ。
ラズパイ4なんかの熱対策で少し大きいケースはGPIOをかさ上げするパーツがもともとついてるケースを選ぶのも手にゃね。
UART接続しました! 下から 緑 赤 青!
MicroSDカードのコピー
付属SDカードを丸コピーしておこうにゃ。ラズパイOS慣れないとトラブルあったらめんどいからにゃー。ここ見てコピーしてね。付属のSDはそんなに速くないから、速いSDカード用意してそれをメインにするのいいかもにゃ。
ソフト的な初期設定
ネットワークの設定
コピーしたMicroSDカードでラズパイ起動にゃ!まずは無線LAN設定。お使いのポイントを選択してパスワードいれてにゃ。
VNCを使うときの固定IP設定
遠隔操作のVNCを使うなら、固定IPの設定をするにゃよ。現在のIP確認にゃ。VNCアイコンをクリックすると、現在のIPが出ます。もし出なかったら再起動してから試してね。
3つ目、画像じゃ0 のとこ、ご自分のこの3つ目の数字を覚えてにゃ。
ネットワークのとこ右クリックしてWireless&Wired Network Settingsを選択。
無線LANはwlanを選択。優先を固定にする場合はeth0にゃよ。
固定するIPを決めるにゃ。サンプルじゃ68にしたにゃ。3つ目の数字は、先程のご自分の数字に変えるにゃ。4つ目のさいごの番号は2-254まで好きに決めちゃってよさげ
Apply 押して再起動後、VNCアイコンをクリックしてIPが変わったか確認!
IPの後ろのとこ、ポート番号にゃ。これを変えたい場合は、右上からOPTION選択、Connectionsのportの数字を変更。変更後はApply押してね。再起動したら変更完了!
ラズパイにHDMIにケーブルが刺さってない場合の解像度は以下に設定されています。
windows(mac)でVNCのクライアントを立ち上げます。設定した固定IP+ 「:6800」を入力。
初期状態のパスワードは「x68000」です。はやめに変更!
使ってみよう!
大きくわけて4つの遊び方
初期状態のX68uartRasModuleで楽しむのは大きくわけて3つ。
1:ラズパイをmt32-piでMIDI音源にしてDACからいい音を楽しむ。
2:ラズパイを仲介役にしてハードMIDI音源を楽しむ。
3:ラズパイとx68kZを連携してネット情報(RasNet)を楽しむ。
設定変更にてオリジナルプログラム起動もできちゃう。
4:オリジナルプログラムを起動させて楽しむ
です!
まず以下のファイルをDLしてね。
各ページに飛んでDL&設定をしなくても済むようにまとめたにゃ。
内容
- mt32-pi 0.13.1 LED/DAC設定済み (設定ファイル日本語google翻訳済)
- X68000Z用FDイメージ HUMAN302(midi).zip mmdsp ZMUSIC UART mt32-pi 仕様FD
- X68000Z用FDイメージ HUMAN302(ttymidi).zip mmdsp ZMUSIC UART ttymidi 仕様FD
- X68000Z用FDイメージ HUMAN302(net).zip プログラミングテスト用FD
- X68000Z用FDイメージ HUMAN302(RasNet).zip X68kRasNet FD
- X68000Z用FDイメージ blankdisk.zip 空FD
- X68000 LIBRARY サイトさんのシャープ公式FDイメージ 辞書DISK
※すべてブログで紹介しているファイルです。
準備
1:ラズパイをmt32-piでMIDI音源にしてDACからいい音を楽しむ。
解凍した mt32-pi 0.13.1 の 中身をMicroSDカードにコピー!
※SDHCのMicroSDカード(FAT32)をご使用ください。
mt32-pi MicroSDを入れてラズパイを起動。ヘッドホンはDACの端子に挿してね。
X68000ZでHUMAN302(midi).XDFを起動にゃよ!
MIDIデータももう片方のドライブにセット。
X68000ZでMIDIを再生しましょーー!
テンキー「6」で2枚めのSDフロッピー読み込みます!
2:ラズパイを仲介役にしてハードMIDI音源を楽しむ。
ハード音源へMIDIメッセージを送るためには
USBMIDIインターフェイスが必要にゃ。
ケーブルについてはここ確認してにゃ。
X68uartRasModuleのスイッチをON。付属 MicroSDを入れてラズパイを起動!
X68000ZでHUMAN302(ttymidi).XDFを起動にゃよ!
MIDIデータももう片方のドライブにセット。
X68000ZでMIDIを再生しましょーー!
テンキー「6」で2枚めのSDフロッピー読み込みます!
X68000Z UARTでMIDIハード音源を試すと
X68000Z MIDI再生専用フロッピーを作成 (MIDIハード音源用)
に関連記事がありますだパンだ。
3:ラズパイとx68kZを連携してネット情報(RasNet)を楽しむ。
2chSC、Wikipedia、おまけでヤフーニュースが見れる
X68k RasNetで遊ぶにゃよ!
X68uartRasModuleのスイッチをOFF。付属 MicroSDを入れてラズパイを起動!
X68000Z側はHUMAN302(RasNet).XDFを起動にゃ!
もう片方のドライブに辞書ディスクいれとくと日本語入力できるにゃ
もしFDから起動できない!なんか動かない!ときは ここの記事
(Switchから起動ドライブ、RS232C速度の設定)で設定の確認にゃ!
ラズベリーパイの
ちいさいモニターでRasNetが起動したのを確認
してから操作してね!
X68000ZでFDからRasNetを起動すると、一番最初にリセットがかかります。
リセット画面が消えるまで少し時間がかかる場合があります。
この画面が消えて再度入力1/2/3 選択まちになるまで入力をおまちください。
と、いうことで操作説明だタイガ。
基本的には画面に表示されている操作にゃけど、それ以外の説明にゃ。
- 各入力画面で「0」でもどる
- 通常停止方法 :各入力場面で「e」リターン (効かない箇所もあるかも)
- 停止後 RasNet再起動 >rasnet リターン
- スレッド表示中に「@」リターンで 本文のみの表示
- スレッド表示中に「cls」リターンで画面クリア
- 連続レス表示モード 「auto」 リターン でレスを自動表示。下記の強制終了以外止められません….。
強制終了方法のお話…..。
X68000ZとラズパイのUARTの接続確認テスト ここにちょこっと書いたけど、正直いまだにフツーの強制終了方法わからないにゃ…。
ということで少し強引ですが、強制終了したい場合「BREAK」キーの横の「COPY」を押して、
ここで「A」入力で強制終了か、右クリックで仮想キーボード出して「CP]ボタンで同様に「A」で終了させてにゃ。
そして注意だタイガ。
ラズパイ→X68000Zのデータ転送中に強制停止すると、
ラズパイに残ったデータの続きがX68Zに送られ続けてニッチもサッチもいかないことがあるにゃ。
そんなときはラズパイ自体を再起動してくださいにゃ。
それが一番速いかんじです…。
4:オリジナルプログラムを自動起動させて楽しむ
自動起動グループの変更が必要です。
Switch_ON.pyやSwitch_OFF.pyをテンプレとしてすぐプログラミングできちゃいます!LEDチカチカや、ディスプレイに文字表示が簡単にできちゃう。SDカードの中に文字通信のサンプルプログラムも入れてあるので、慣れてきたらX68000側からのラズパイも制御もできちゃうよ!
次の項目で自動起動グループ変更の仕方を説明するにゃよ。
オリジナルプログラム仕様にする
付属ラズパイOS MicroSDのファイル確認
付属ラズパイOS MicroSDカードの中身をまず説明にゃ。
- RasNet-19200 (2chSC/Wikipedia閲覧) X68000Z用です。
- RasNet-38400 (2chSC/Wikipedia閲覧) XM6用です。現在サポートはしておりません。
- Switch_OFF.py (Switch_user.sh起動時にスイッチOFFで起動 [LEDやモニターのテンプレファイル])
- Switch_ON.py (Switch_user.sh起動時にスイッチONで起動 [LEDやモニターのテンプレファイル])
- RasNet_Reset.py (「RasNet」グループをkillします。)
- Switch.sh (初期状態で自動起動。スイッチON時にはttymidi、スイッチOFF時にはRasNetが起動)
- Switch_TypeB.sh (autostart設定変更後 自動起動でON時Switch_ON.py、OFF時RasNetが起動)
- Switch_user.sh (autostart設定変更後 自動起動でON時Switch_ON.py、OFF時Switch_OFF.pyが起動)
- x68kz_UARTtest (x68用sample.basと連動 文字列送受信のテンプレファイル)
- ターミナルコマンド.txt よく使うターミナルコマンドを10個ほど羅列したファイルです。
- ttymidiフォルダ自体はttymidiインストール時・インストール後に必要なファイル
- ttymidi.py (自動でttymidiとUSBを関連付けします)
自動起動のファイルは3種類。
初期時 (Switch.sh)
- スイッチON時にはttymidiを自動起動します。即MIDIハード音源再生可状態。
- スイッチOFF時にはオリジナルプログラムX68RasNet を起動します。
起動タイプB (Switch_TypeB.sh)
- スイッチON時にはユーザーのオリジナルPythonプログラムが起動します。
- スイッチOFF時にはオリジナルプログラムX68RasNet を起動します。
スイッチONOFFどちらもuserプログラム起動 (Switch_user.sh)
- スイッチON時にはユーザーのオリジナルPythonプログラムSwitch_ON.pyが起動します。
- スイッチOFF時にはユーザーのオリジナルPythonプログラムSwitch_OFF.pyが起動します。
※ LEDチカチカ、ディスプレイ表示テンプレの基本Pythonテンプレ(Switch_ON.py / Switch_OFF.py)を入れてあります。
自動起動ファイルを変更する
初期状態の
スイッチON:ttymidi / スイッチOFF:RasNet 状態から
スイッチON:Switch_ON.py / スイッチOFF:Switch_OFF.py
の仕様に変更するにゃ! オリジナルプログラムをスイッチの選択で起動できるという仕様にゃよ。
ラズパイを起動。タスクバーからファイラーを開いて、お気に入りの「LXDE-pi」の中のautostartをいじりますよ。
初期状態の/home/pi/share/Switch.shの前に#を入れて、
/home/pi/share/Switch_user.shの前の#を取って上書きにゃ。
@lxpanel --profile LXDE-pi
@pcmanfm --desktop --profile LXDE-pi
@xscreensaver -no-splash
# ↑この3つの自動起動はずすとラズパイが起動しなくなります。
------------------------------------------
#初期状態(ttymidi/RasNet)
#/home/pi/share/Switch.sh
#起動タイプB起動用(Switch_ON.py/RasNet)
#/home/pi/share/Switch_TypeB.sh
#userオリジナルプログラム起動用(Switch_ON.py/Switch_OFF.py)
/home/pi/share/Switch_user.sh
#すべてシャープを入れるとラスパイOS通常起動
------------------------------------------
#barrier自動起動
#@/usr/bin/barrier
#キーボード配列変更自動起動
#@xmodmap /home/pi/.xmodmap-mymap
再起動したらスイッチの位置で Switch_ON.py か、Switch_OFF.py が起動するのね。おっけー!
Switch_ON.py とかのテンプレ状態のプログラムがわからない!っていう方は、メールにてお問い合わせくださいませにゃ。
初期設定のままプログラミングで遊ぶ
RasNetの停止 RasNet_Reset.py
付属MicroSDラズパイOSで起動してラズパイで遊ぶとき、RasNetが起動しちゃってるとプログラミングで遊ぶの不便じゃない?
止める方法を教えるにゃよ! share内のRasNet_Reset.pyを管理者権限として実行するとプロセスとまるにゃ!
shareフォルダ内のターミナルコマンド.txt に書いたコマンドのひとつを試します。
起動しているPythonを一覧 (確認用 止めるだけならしなくてOK)
ps aux | grep python
方法1 コマンドで実行して停止する
sudo python3 /home/pi/share/RasNet_Reset.py
方法2 GUIで管理者権限Thonnyから実行して停止する
管理者権限のファイルマネージャーを起動にゃ。
管理者権限で起動すると通常起動とは別でセッティング必要みたい。
実行!
RasNet 停止おっけー!
でも一番らくなのは autostart の記述に全部#つけて通常起動しちゃう方法。または、「pi」「share」内の Switch.sh のファイル名を少しだけ変えちゃう。スキップされて通常起動されるにゃよ。
最初からttymidiとかRasNetを起動させなくさせちゃうのね。
・
・
・
文字列転送のサンプルの不明点はお問い合わせくださいだタイガ
- X68000Z UARTでなにができるの?
- X68000Zを動かしてみよう! X-Basic準備
- どのラズパイを選べばいいかな?
- ラズパイUART設定とケーブル接続
- ラズパイとのUART接続確認テスト
- MIDI再生専用FDを作成(mt32pi)
- MIDI再生専用FDを作成(ttymidi)
- mt32-piでラズパイをMIDI音源にする
- MIDIハード音源を試す
- DACとちびモニターを用意する
- X68uartRasModuleの製作 準備編
- X68uartRasModuleの製作 組立編
- アップデートとHDDの設定
- SX-Window HDDにインスト
- SX-Window MIDI演奏設定
- SX-Window MIDIハード音源設定
- プログラミング編 X-Basicになれてみる
- プログラミング編 Pythonに少し慣れてみる
- プログラミング編 UARTでX68kZからラズパイを操作!
- シェルスクリプトSW分岐とLチカ
- ちびモニタとLEDを制御する!
- ttymidiのUSBの関連付け自動
- Python実行形式にするPyInstaller
- Winkipedia/2chSC閲覧 X68k RasNet
- X68000Zの基本操作などのまとめ
- 番外編はTOPから!